映画は時代を映す鏡 

<ブログ18年目です>

「カールじいさんの空飛ぶ家 3D版」


私が良く行くワーナー・マイカル・シネマズでは、今週から3D映画の鑑賞料金が通常料金プラス300円と値下げとなった。
シニアなので1,300円で観ることができた。
やはりデフレ効果か。

 

この映画の主人公カールじいさんは、オスカー名優
スペンサー・トレイシーそっくり。これも”パフォーマンス・キャプチャー”かと、間違えそう。
孤独な老人が戦う姿は、名作「老人と海」とダブる。

 

                                  

                                      ↑たまった3Dメガネ                                

空飛ぶ家だけあって、空中場面をはじめ、気球船での追いかけ場面では3D映画の本領発揮。素晴らしい立体感を楽しめる。                          

                                 

お話も単純な冒険旅行ではない。
最後にでてくるカールじいさんがラッセル少年の胸に付けるバッジの表彰式は、「スター・ウオーズ」と違って、英雄賛美ではなくて、少年に夢と勇気を、老人に生きる力を与える表彰なのだ。

 

ピクサー映画に凡作なし。安心のブランド。