映画は時代を映す鏡 

<ブログ18年目です>

チャールトン・ヘストンを偲ぶ


チャールトン・ヘストンが死去した。


はじめて観た作品は、小学校の頃父親に連れられて

封切りで観た「十戒」。
あらすじはあまり覚えていなかったが、とにかく「美しいカラー」で「大作スペクタクル」映画という印象だった。
そして「テーマ音楽」をいつまでも覚えていた。


俳優として印象に残った最初の作品は、

「大いなる西部」。

彼が演じる牧童頭と悪役のチャック・コナーズのふたりが主役のグレゴリー・ペックの引き立て役を見事に演じていた。ふたりの殴り合いシーンもすごかった。

こちらもテーマ音楽が忘れられない。


次に観た「ベン・ハー」は決定的。すごいスペクタクルに陶酔した。


ということで、チャールトン・ヘストンといえば、
私のなかでは、「大作映画」とともに、「映画音楽とともに想いだす俳優」ということで定着してしまった。
訃報を聞いて、まずこの3作品とその映画音楽が思い浮かんだ。


よきハリウッド全盛期の名優を、今夜は映画音楽CDを聞きながら偲ぼうとおもう。

 

【画像:141409.jpg】      

↑「十戒」「ベン・ハー」などが収録されているスクリーン・テーマ名曲集。

ロイヤル・フィルハーモニー・ポップス管弦楽団がメロディックに演奏。

クラシック・レーベルの”THE CLASSIC 1000”シリーズ。1000円。(DENON