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<ブログ18年目です>

日本映画賞は「フラガール」が先行。逃げ切りか?

2006年日本映画賞のトップを切って「報知映画賞」、続いて「日刊スポーツ映画大賞」が発表された。

両賞とも「フラガール」が作品賞をとり、早くも今年の映画賞の最有力作品となった。



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報知映画賞では、作品賞のほかに助演女優賞蒼井優)。

日刊スポーツ映画賞では、作品賞、主演女優賞(松雪泰子)、助演女優賞冨司純子)、新人賞(蒼井優)。出演3女優がそろって受賞。



フラガール」は女性中心の映画だけに、さすがに主演男優賞は、両賞とも渡辺謙(「明日の記憶」)にさらわれた。

渡辺謙は、演じるだけではなく映画化を自ら売り込み、全力で作品に臨んだ姿勢も評価されたのだろう。硫黄島も待機中。

報知映画賞のほうの主演女優賞は、中谷美紀(「嫌われ松子の一生」他)。

中谷美紀は、今年は数多く映画に主演した年となった。

監督賞は、両賞ともベテラン根岸吉太郎(「雪に願うこと」)。



以上の4本の作品が、今年の映画賞の中心となることに間違いない。