週末は、伊豆に行って、温泉と遅咲きの梅・早咲きの桜を楽しんだ。
帰りに熱海のMOA美術館にふらっと寄ってきた。
この美術館は、毎年梅の季節に尾形光琳の国宝「紅白梅図屏風」が展示され、にぎわう。数年前の2月に行ったときは、ものすごい人出で、どの展示もゆっくりと見れなかった苦い経験がある。今回はその光琳展示も終了した後であったのか、館内はすいていた。
おかげで、私の好きな横山大観、竹内栖鳳、平福百穂の日本画や板谷波山の陶磁器など、自分のペースで好きなだけの時間ゆっくりと見ることができた。
やはり美術鑑賞は、ゆったりと鑑賞したい。どんなに優れた作品でも、人ごみの中で見るのは興ざめだ。
梅散りて 光琳屋敷 静かなり −久里
映画館でも、子供や若い人のマナー違反は興ざめ。私は、比較的空いている平日の火曜日か木曜日の夜の回に観ることが多い。
ゆっくり楽しめる環境を選ぶことも重要な要素なのだ。
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