映画は時代を映す鏡 

<ブログ18年目です>

あいちトリエンナーレ(2)

アートの旅2日目は、名古屋市中心街の栄→広小路→長者町白川公園までを徒歩で巡る。


田島秀彦「6つの余地と交換可能な風景」
メイン会場の愛知芸術文化センター11F展望回廊から見えるテレビ塔風景もアートに取り込められる。
会場を見てから作品を創る現場主義のインスタレーションの魅力。


カワヤン・デ・ギア「Trojan Horse」
映画上映で使われた35ミリフィルムを使った四騎士の馬。
今やデジタル化で使用されなくなったフィルム廃材に、映画ファンとして寂しさと感謝を。


大巻 伸嗣「Echoes-Infinity」
会場に入ったとたん、巨大な色彩空間に圧倒される。
世界各国の文様が円形に散りばめられている砂曼荼羅ワールドに眼がくらむ。


昼食は「いば昇」伝統の味”ひつまぶし”。
お店のひとが3種の味わい方を親切に教えてくれました。満足の逸品。


端 聡「液体は熱エネルギーにより気体となり、冷えて液体に戻る。そうあるべきだ。」
昭和初期に建てられた旧明治屋栄ビルでの展示がピッタリと調和。
重厚な古い建物の中で、無限の想像力を強いられる。


山田 亘「なるへそ新聞プロジェクト」
戦後は日本三大繊維問屋街の一つとして発展した長者町繊維街を歩いていると作品が。
”ものづくりの行為”という大会テーマに即して発刊された新聞。


今村 文「温かい家」
作家自らの表現技法として取り組んでいるエンコースティック(蜜蝋画)。
女性鑑賞者のファッションが会場に溶け込んでいたので、思わずシャッターを切る。
おしゃれして現代アート鑑賞おススメです。


名古屋市美術館

今日一日、10時から16時まで延々と歩いて観て、ホント歩き疲れました。