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封切りから5週目でも週末興行成績第1位となっている映画「ALWAYS 続・三丁目の夕日」をやっと観た。
良質で評判が良い映画なので、それが口コミでも広がり、ロングラン・ヒットとなっているという。
この続編は前作から4ヵ月後、東京タワーが完成した昭和34年。
夕日町三丁目でつつましく暮らす登場人物たちのその後を描く。
だから、映画が始まると、もう懐かしい!
あの三丁目の、おなじみの人たちに、再び会える幸せで一杯だ。
登場人物たちが、前作より生き生きと、本当にそこに何年も暮らしているかのような姿に驚く。みんな本当にいい顔している。
特に鈴木オート夫婦(堤真一、薬師丸ひろ子)がいい。
夫婦ふたりで昔の8ミリ映画を観るシーンなどちょっとしたところでも実に温かい。
感情移入する分、ラストに到る感動がストレートに伝わる。
情緒的といってしまえばそれまでだが、現代に欠けている人情話だからこそ、今描く価値は充分あると思う。
それにしても、今回もこの時代へのタイムスリップ体験は快感。CG専門家でもある山崎貴監督とスタッフの細部へのこだわりは前作以上で、圧倒された。
またいつか、三丁目の人たちに、会いたい!
そして美しい夕日も、また見たい!