映画は時代を映す鏡 

<ブログ18年目です>

「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」


映画本編が始まる前に出てくる映画会社名タイトル。
WB製作の映画ははこれまでも数々の遊び心ある会社名タイトルで知られるが、今回は、”ボタン”で作った会社名タイトル。
なぜ”ボタン”なのか?、

これは映画を観ればすぐわかる。

 

アカデミー賞最多13部門ノミネート”で話題をさらったが、主要7部門すべて落とし、3部門の受賞に終わった。


この映画は作品賞や脚色賞を取るほどのレベルではなく、だから今回の3部門(美術賞、メークアップ賞、視覚効果賞)というのが納得の作品。

 

見どころがメークアップで、年齢によって特殊メークが変化するとともに体型もCGにより変わっていく。
最後は20代の美しいブラピが見ることができる。

ただし、その姿は予告編ですでに見せられてしまっているので、その分驚きや感動が少ないのが観客としての不満。
ケイト・ブランシェットも、その見事な老人姿に、驚く。

 

年齢とともに若返るというストーリー自体は面白いのだが、淡々と進むので2時間47分とは、いかにも長い。
歳をとると、長い映画は苦痛になってくるというのに。

私も、若返りたい!