"700年もの間、たったひとりで働いてきた、 ピクサーの最新アニメの主人公は、ロボット。 監督は「ファインディング・ニモ」のアンドリュー・スタントン。安心のブランド。
ゴミ処理ロボットのウオーリー。
いちばんの願いは、誰かと手をつなぐことー”
環境汚染の結果人間が捨てたウォーリーの黙々とひとりゴミ処理をしている姿、虫やiPod音楽はてまたミュージカル映像を相手の生活ぶりをパントマイムで見せる前半部分はアニメの真骨頂。
ロボットの心を細やかに感情表現したことが、この映画の魅力といってよい。
後半部分は、お得意のアクションとなるが、クライマックスの盛り上がりに欠けるのが残念。
登場する人間たちのほうがロボットのようにみえてしまう未来世界はちっとも楽しそうではなかったので、未来はロボットのほうがいいかも。
そんな気にさせてくれる愛すべきウォーリーだ。