毎週楽しみにしているTV番組のひとつに、NHK「新日曜美術館」がある。 ただ1枚だけ残した自分の肖像画。 「そんな変な肖像画ばかり描いていて、楽しいか?」と問われて、 あえて自分のスタイルを変えることなく自画像を描いたモディリアニ。 今回のゲストは女優の岸恵子。 これまでのモディリアニ伝記を超えた番組の迫り方に感心した。 なお、岸恵子はエッセイもお得意で、私もファン。 エッセイ「30年の物語」(講談社文庫)に詳しい。 <過去ブログ>
昨日の番組は「モディリアニ・仮面に秘められた人生」。
巨匠ルノワールから、モディリアニに対して
肖像画ばかり描いているモディリアニだが、岸恵子は数少ない彼の風景画が好きだという。
ほんとにモディリアニの描く風景は、その細い木がまるで肖像画と同じように人間の細い首のようだ。
番組ではコクトーの芝居に出演する話も出たが、
モディリアーニと「モンパルナスの灯」
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