2007年度のマイ・ベスト映画だった「パンズ・ラビリンス」 米国で人気アメコミを実写映画化した「ヘルボーイ」に続くシリーズ第2作。 そして、歯の妖精とか顔がふたつのクリーチャーや登場する数多くのモンスターたちが楽しい。監督自身も大いに楽しんで創作しているというのが観客にも伝わってくる。 お話のほうは、人類滅亡を狙うエルフ族の王子が封印されているゴールデン・アーミー(黄金戦団)を蘇らせての死闘がメインなのだが、肝心の戦団とのバトルが少なくて、展開は平凡で盛り上がりに欠く。 物語そのものよりも、ヘルボーイ周辺の世界=デル・トロ・ワールドを楽しむ映画といえそうだ。
のギレルモ・デル・トロ監督最新作ということで、その映像美を楽しもうと映画館へ行った。
1作目のほうは未見なので、主人公ヘルボーイが何者か
予備知識が一切なかったが、ユニークな外見と愛すべき性格の主人公である。