ミュージカル「アニー」を、「ハッシュパピー 〜バスタブ島の少女〜」でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされたクヮヴェンジャネ・ウォレス主演で映画化。
明るく歌い踊り、ピッタリの役どころ。
手慣れたジェイミー・フォックスと怪演したキャメロン・ディアスが脇を固めた。
監督は、学園ものコメディーや「ステイ・フレンズ」などの新鋭ウィル・グラック。
舞台から飛び出してセットではなくロケ撮影が多く、時代背景を大恐慌直後からネット社会の現代に変更し、携帯会社やスマートハウスなど新しく見せようと試みているのだが、音楽はそのままだから大胆リメイクも、ちょっと違和感を感じた。
それでも「Tomorrow」などミュージカル・ナンバーの名曲を十分楽しむことができた。