毎年恒例のベストテン。
これまで年末にアップしてきましたが、昨年末はブログ引っ越し作業で休止していたので、遅れましたが掲載します。
第1位「ボヘミアン・ラプソディ」(ブライアン・シンガー監督)
フレディの生き様がしっかり描かれているので、
最後のライブシーンで一気に感情移入し、爆発する。
第2位「カメラを止めるな!」(上田慎一郎監督)
映画というのは面白い!と唸らせ、誰もがそれを認めた。
その功績は大きい。
第3位「スリー・ビルボード」(マーティン・マクドナー監督)
暴力、差別、憎しみ、怒り・・
立場の違う者たちの行方を探りながら深い思索の渦に。
第4位「シェイプ・オブ・ウオーター」(ギレルモ・デル・トロ監督)
大好きなギレルモ・デル・トロ監督お得意のダーク・ファンタジー。
優しい、美しい。
第5位「リメンバー・ミー」(リー・アンクリッチ監督)
死者の国を扱いながら、明るく、快活に。
予想を超える展開がアニメならでは。
第6位「孤狼の血」(白石和彌監督)
深作「仁義なき戦い」には血が騒いだ、それを再び。
今また、時代が熱き男を求めている。
第7位「日日是好日」(大森立嗣監督)
“世の中にはすぐ見えるものと見えないものがある”
だから人生おもしろい。
第8位「15時17分、パリ行き」(クリント・イーストウッド監督)
災難や事故は突然やって来る。
このあたりまえのことを、当人たちが映像で再現してみせた。実録の重み。
第9位「モリのいる場所」(沖田修一監督)
絵を描く場面がない見事な画家の映画。
国立近代美術館で見た熊谷守一展が鮮明に蘇る。
第10位「万引き家族」(是枝裕和監督)
血のつながっていない家族を通して、
偏見や社会規範に囚われた我々に痛烈な問題提起をする。