映画は時代を映す鏡 

<ブログ18年目です>

「バクマン。」

デスノート」の原作者として知られる大場つぐみ小畑健のコンビが手がけた、もうひとつの人気コミックを映像化。

週刊少年ジャンプ」での連載を目指す漫画家志望の高校生たちの奮闘を描く青春ドラマというのだが、
むしろ、”友情・努力・勝利”の「漫画ワールド」を描く。

脚本・監督は、「モテキ」で遺憾なくその才能を発揮した大根仁
スピード感、見事なCG場面も多く、実に面白かった。
本年屈指の日本映画だろう。

二人の主役・佐藤健神木隆之介が、なんら違和感なく高校生役となっていて、さらに天才漫画家役の染谷将太、今は亡き叔父の漫画家役の宮藤官九郎など適役が揃ってドラマをもり立てる。

エンドロールは漫画文化愛に溢れ、
最後の場面は、少年ジャンプ連載終了の最終ページ。
そのページには・・、思わずジーン〜ときました。