映画は時代を映す鏡 

<ブログ18年目です>

華やかに歌舞伎座開場式

今日、新しい歌舞伎座で行われた、落成記念式典「歌舞伎座開場式」に招待された。

式典は、一番太鼓が轟き、開場を記念する舞踊「寿式三番叟」が上演された。
舞台を清め、歌舞伎の弥栄を寿ぐ一幕。
翁を吉右衛門、千歳を魁春、三番叟を梅玉がおごそかに演じた。
吉右衛門の”天下泰平、国土安穏の今日のご祈祷なり”の独特の低い声が響き、新劇場は良い音響だ。

次に、新装なった緞帳の披露。
松尾敏男画「朝光冨士」、あざやかな中島千波画「春秋の譜」には客席からため息が、
上村淳之画「水辺の四季」、「夕顔図」とどれも見事な出来栄えの4枚。

次は、舞台狭しと100人ほどの歌舞伎役者と関係者勢揃いでの舞台挨拶。
最後に菊五郎の音頭で手締めをして終了した。

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