映画は時代を映す鏡 

<ブログ18年目です>

「ヒックとドラゴン 3D版」

米アニメ界で、「トイ・ストーリー」のディズニー/ピクサー
と対抗勢力である「シュレック」のドリームワークス最新作。
これが、「トイ・ストーリー3」に劣らぬ傑作なのだ。

3Dがすごい。
今年7本目の3D映画鑑賞だが、3Dの魅力満載で、あの宮崎駿も真っ青?な、飛翔シーンが、なんとも素晴らしい。
2Dで観ては損するぞ。

「E・T」、「スターウオーズ」、「グラディエーター」など
次々と想起させる場面で感心する間もなく、場面展開がとにかくスピーディーで、息つく暇がない。
これもこの映画の魅力。

アニメ得意のテーマ”勇気”を扱いながらも、それに”知恵”を加えて、"共存共栄”という
文明社会論までも語っているところが、奥深い。
最後は、ショックな内容なのだが、これがじわりと感動を呼ぶから不思議。

ヒックとドラゴン」と「トイ・ストーリー3」は、
大人が観ても感動し、家族向けにも、猛暑も吹っ飛ぶ、今夏最高の2本だ。