北京オリンピック一色の8月。
映画のほうもあるぞとばかり、
ミイラと戦う人気シリーズの第3弾のミーラは、なんと
古代中国の兵馬俑と万里の長城建造で犠牲となった者たちだ。
呪いが解けて動きだす兵馬俑の一糸乱れぬ隊列、呪いは木簡に書かれ、上海では花火の爆裂・・
まるでオリンピック開会式を意識したかのような符合。
このシリーズの見せ所はCG役者。
兵馬俑、骸骨やヒマラヤの雪男など今回も楽しい。
その分、中国皇帝役のジェット・リーや呪術師役の
ミシェル・ヨーのCGなしのアクションが二の次となっているのは、いたしかたなし。
上映時間114分間、スケールの大きな金メダル争いは、暑さを忘れさせてくれた。