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久しぶりに観たイタリア映画に、
驚いた!
「ニュー・シネマ・パラダイス」(89年)など”郷愁をかきたてる映画作りの達人”ジュゼッペ・トルナトーレ監督の最新作は、息詰まるサスペンスとミステリアスな展開で121分間、緊張の連続だ。
映画の冒頭には、結末を他人に語ってはいけないという警告付き。
主人公の行動と、思わせぶりな過去を描いたカットバックとの関連が、最後まで明らかにならないストーリーテラー。
舞台となるアパートの階段の使い方など、あのヒッチコックに匹敵するうまさに脱帽。
私には、イタリアの現状がよくわからないのだが、映画に描かれていた社会問題をも告発しているのだろう。
そして、最後は・・・(書けませんが)、感動します。