映画は時代を映す鏡 

<ブログ18年目です>

「ダ・ビンチ・コード」がNHKニュースで報じられた理由は?

今日はゴルフ。昨日朝の天気予報では神奈川県は大雨とのことで、なかばあきらめていたが、まったく雨は降らず快適にゴルフを楽しんだ。



家に帰り、お酒を飲みながら7時のNHKニュースを見て、驚いた。

ニュースのトップは、秋田小1年生殺害事件であるが、次のニュースが、映画「ダ・ビンチ・コード」だった。



「今日から全国で公開、都内では1000人が行列。内容をめぐってカトリック教会などが強く反発している。」というニュースである。

日本でヒットというのはニュースでも、かつて映画がヒットしても、封切り初日にNHKではニュースにならない。

それでは、映画の内容を強く反発しているということがニュースかというと、もうすでに世界で6000万部という超ベストセラー小説があり、これまでレバノンで発禁処分などが報じられており、反発というのは周知の事実であり、ニュースにならない。



この映画は20日に、全世界同時公開である。同時公開というのは、映画会社(コロンビア映画。配給はソニー・ピクチュアーズ)の、反発予想を逆手に取った作戦という。

話題になればなるほどヒットする、ということだ。だから、話題をばら撒く。



それに乗せられていないか、マスコミよ。



(7時のNHKニュースを見て、やや酔っ払いつつ、7時40分に書いた。)



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