映画は時代を映す鏡 

<ブログ18年目です>

映画が趣味でよかった

昨夜は、目黒のそば店で飲み会。

私が映画専門のブログを書いていると話したところ、同期入社の同僚が、私が映画大好き人間とは今まで知らなかったと言う。

私のまわりには、もう何年も映画館に行ったことが無いという人が多く、会社の飲み会ではめったに映画が話題となることがない。従って、私も映画の話はあまりしないのだから、同僚の話もうなずける。

ところが、海外のサラリーマンはちょっと違う。

私が映画鑑賞が趣味と言うと、決まって今話題の映画の題名を言って、「この映画観たか?」とすぐに反応する人が多い。

話がとぎれそうになると、私はもっぱら「ビリー・ワイルダー監督が好きだ」と言っている。そうするとほとんどの人が、喜んで話しに加わってくる。

お熱いのがお好き」(59年)ラストシーンの最後の決めセリフ、「アパートの鍵貸します」(60年)ジャック・レモンのテニスラケットでスパゲティー造り等の話をすると、大いに盛り上がる。アメリカ人はほんとうにビリー・ワイルダー作品が好きだ。古い映画もよく観ている。



海外出張のときは、アメリカ人と一緒に夕食という場面が多いが、英会話が苦手の私にとって、自信のある話題にひっぱってこれれば成功だ。

会社生活の中で、この時だけは、映画が趣味でよかったと思った。