映画は時代を映す鏡 

<ブログ18年目です>

劇団四季「キャッツ」

劇団四季のミュージカル舞台「キャッツ」を観てきた。

3月のこの時期は、会社は決算、学生は期末試験、ということで、よい席が確保できるのではないかと予想したとおり、2階席最前列をゲットできた。
180度を超えての円形に舞台を取り巻くキャッツ・シアター(東京五反田)は、舞台と観客が近い、理想的な劇場だ。

登場キャッツ数も増えて、音響は劇場一杯大きく広がる。踊りには迫力満点だが、ソロが聞き取りにくいが難点。今回の舞台は、一大レビューを観るようで、劇団四季は<バージョンアップ>というが、本場ブロウドウエイで観たときとはだいぶ違う印象の舞台だった。

アンドリュー・ロイド・ウエバー作曲のミュージカル映画は、「ジーザス・クライスト・スーパースター」(73年)、「エビータ」(96年)、「オペラ座の怪人」(05年)があるが、いずれも舞台の映画化として成功している。
私は特に「エビータ」が好きだ。マドンナ(エビータ役)とアントニオ・バンデラス(チェ役)が好演し熱唱している。激動の時代背景もうまく描いていた。