映画は時代を映す鏡 

<ブログ18年目です>

BIWAKOビエンナーレ

3回連続で美術の話題。
琵琶湖のほとり、近江八幡市で開催中の現代アートの祭典、
「BIWAKOビエンナーレ2014」へ行ってきた。

近江八幡の空き町家や元造り酒屋など主に江戸期の建物を会場とし、それぞれの作家がアート作品展示を行っている。
そのことによって、建物そのものに新たな息が吹き込まれ、作品が輝いていく面白さがある。

全14会場のうち12会場を、街中を散策しながら、船で八幡堀巡りをしながら、名物を食べながらと、ゆっくりと巡ってきた。

“何だ、これは!”と驚き、ときに笑い、ドキドキしながら、貴重な時間、幸せな時間をかみしめてきた。
現代アートの魅力にあふれた2日間だった。

上の写真は、臼木英之の作品。
2階座敷の窓からは、美しい八幡瓦屋根が見える。
畳の上には和紙で作った瓦と泥団子。
外の景色と部屋のなかの作品が調和して美しい。
写真を撮ったときは、晴れていたが、しばらくして曇り空となり、窓からの光の加減で作品の趣が変化していくのも楽しめた。