映画は時代を映す鏡 

<ブログ18年目です>

「まほろ駅前狂騒曲」

舞台である「まほろ駅」には毎週2回ほど降りてコントラクトブリッジ競技会に行っている。
原作小説「まほろ駅前多田便利軒」発売以来の三浦しをんファン。
映画化1作目も、大根仁監督によるTVシリーズもリアルタイムで全作観ている。
だから、この映画化第2弾にも期待して映画館へ。
そして、期待どおり大満足の出来だった。面白かった。
監督は1作目と同じ大森立嗣。

このシリーズ最大の魅力は、まほろ駅前で便利屋を営む多田(瑛太)と行天(松田龍平)のキャラである。
ふたりの絶妙の間合い、掛け合いは、ますますハマってきて、それだけでも楽しい。
松田龍平の快演ぶりには、舌をまく。
バディ・ムービーのお手本のよう。

今回は、便利屋の仕事でお馴染の人気キャラ達が多く登場し、まほろの街をさらに身近なものにしている。
TVシリーズに初登場したキッチンまほろ店主・柏木亜沙子(真木よう子)と多田との恋が本作では進展するのだが・・、
結末がおぼろげなのは、シリーズがまだ続くということか。

小説もTVドラマも映画も、今後とも楽しみに待っていますよ。