映画は時代を映す鏡 

<ブログ18年目です>

「アイアンマン3」2D吹替版

アメリカでは5月3日より公開された「アイアンマン3」の興行収入が、すでに全世界で10億ドルという超ヒット。
このままいけば、総収入は歴代5位になるだろうと米Deadlineは報じている。

宣伝用キャッチコピー(右チラシ)に
”さらば-、アイアンマン。”と書かれていても、
予告編で、トニーから
”これが、最後の戦いだ。”と言われても、
このシリーズがこれで終了と思っている観客は少ないはず。
でも、それを確かめるには映画を観るほかないので、映画館へと。

3D字幕版の上映時間を間違えてしまい、2D日本語吹替版で観た。
日本語吹替版だと字幕の負担がない分、気楽に楽しめるメリットもあるぞ。

シリーズ3作目でも、これだけ超ヒット作となったのは、
○突然に自宅が攻撃破壊されるが、いったい誰が、どうして?という導入部。
○戦いに疲れたトニーが心身症に陥るという人間臭い側面。
○プレイボーイ・トニーの個人的過去の女性関係。
○トニーが趣味で作ったというパワードスーツの開発。
といった新しい展開を丁寧に描き、マンネリ化を防いでいるからなのだろう。
それに加えて、エンドタイトル後のオチも。
また、いくつかの”ありえない!”という場面は、アメコミだから許されるというのも強み。

なんだかんだ云っても誰もが楽しめるように作るスタッフ陣のプロ根性が感じられ、また次回作も観たい!と思わせられるのだ。

これでシリーズ終了かどうか確認するために映画を観たひとには、最後に答えが出てきます。
もちろん、○○ですよ。