映画は時代を映す鏡 

<ブログ18年目です>

「ロボジー」

またもコメディー映画。
トランスフォーマー」シリーズなどCG全盛の時代を逆手にとったCGなしのロボットが登場。
なんと、じいさんのはいった着ぐるみロボットというから楽しい。
このロボットのデザインは東京造形大学出身の矢口史靖監督自身がデザインしたという。
まさに手作りロボット映画だ。

主演は五十嵐信次郎とタイトルされるが、実はミッキー・カーティスで、
リアルタイムでロカビリーを聴いてきた我らの年代には、彼の演じる定年退職後の寂しい生活や、
他人から頼りにされることがなにより嬉しい高齢者世代にも、素直に共感してしまう。
はまり役で、その笑顔は最高。
さらにエンドロールには、歌まで聴けるオマケ付き。

さらりと高齢者をやさしいまなざしで描いていて、しかも痛快だ。


笑える場面は多いが、予告編でも見せていたコレが↓