映画は時代を映す鏡 

<ブログ18年目です>

「2012」


”2012年 マヤの予言通り、世界は終わるー。”

 

インデペンデンス・デイ」「デイ・アフター・トゥモロー」など
ローランド・エメリッヒ監督お得意のディザスター・ムービー。
そのダイナミックな映像の迫力は満点。
最後までまったく観客を飽きさせない。

 

後半の船内と津波のサスペンスは、「ポセイドン・アドべンチュアー」を観ている感じで、なんか、なつかしい。
そんなオーソドックスなドラマ造りに共感。

 

内容には賛否両論もあるかもしれない。
中国でも賛否が話題となったという。
終末に必ず出てくる宗教も今回はラマ僧(写真)。その描き方など、うまいし、頼りになるのは中国とインドとばかり。

 

この手の映画としては面白く、ハリウッドの底力を見せつける一作。