映画雑誌「キネマ旬報」が、映画史上のベストテンを発表した。 この3作品は、同じキネマ旬報が前回1999年版の映画史上のベストテンでも、順位は違っても上位3位は同じである。不動の名作ベスト3。 今回選出されたベストテン作品のなかで、いちばん驚いたのは、山中貞雄監督の「丹下左膳余話・百万両の壷」が7位に選出されたこと。 ちなみに、私が選ぶ映画史上のベスト1作品は「七人の侍」。
日本映画の1位には、小津安二郎監督の「東京物語」が選ばれた。
2位は「七人の侍」3位は「浮雲 」。
これまで、山中貞雄監督の代表作といえば、「人情紙風船」。この1本だった。
先々週にNHK・BSで放映されたので、たまたま鑑賞したが、「人情紙風船」を超える作品ではなかったので、驚いた次第。
再評価されたのは、何だろうか。
「キネマ旬報」発売を待って、確認したいところ。
日本映画界の金字塔。文句なしの傑作。