映画は時代を映す鏡 

<ブログ18年目です>

「1Q84」と「華麗なる賭け」

村上春樹著「1Q84」読み始めたら、面白くてやめられない。
何日か夜更かしの日が続き、全2巻を読み終えた。
主人公の女性である青豆は、”必殺仕事人”でもあり、
映画なら篠原涼子かなというイメージで読み進めていたが、終盤になって、
「その頃のフェイ・ダナウェイに雰囲気が似てる」とタクシー運転手に言われる場面があり、そうか彼女が青豆のイメージなのかと妙なところで感心した。

フェイ・ダナウェイスティーブ・マックイーン主演の映画「華麗なる賭け」は、私が会社に入社した1968年の最初の勤務地名古屋で、「卒業」との2本建て上映(当時の名古屋はロードショーも2本建てだった)で観た。
保険調査員を華麗に演じたフェイ・ダナウェイに魅了された忘れられない1本。
だから、この本での青豆の最後が華麗な保険調査員の雄姿なので、好感度で読み終えることができた。

YouTubeで「華麗なる賭け」予告編を観たら、もう「1Q68」の時代にタイムスリップ。