映画は時代を映す鏡 

<ブログ18年目です>

「アイアンマン」

マーベル・コミックが立ち上げたマーベル・スタジオ製作による人気アメコミの実写化。


今回新登場の「アイアンマン」は、軍需企業のCEOが
自ら作ったパワード・スーツを着て、空を駆け、テロリスト
と戦うヒーローだ。

 

このパワード・スーツは、改良を重ね、軽量化・強度化を実現していく。
この製作過程をじっくり見せているのが面白い。
なんと主人公とロボットだけで作ってしまうのだが、ロボットとのやりとりがおかしく、楽しい。
装着するシーンなども微細で、ガンダム・ファンにはたまらないだろう。

 

すでに中年のロバート・ダウニー・JR.が、従来のアメコミ・ヒーローと一味違っていて、身近に感じられる男を演じ、好感がもてた。

秘書役となるグウィネス・パルトロウもいい。たいした活躍をするでもなく、ヒーローとの恋もあっさりしていているが、こちらも好感度高し。
このふたりともに大人なのだ。これが成功している。

 

続編では、パワード・スーツの改良はどうなるのか楽しみ。