名優ポール・ニューマンが亡くなった。 指を折られ、文無しとなりながら復讐戦に立ち向かう ↑公開時のパンフレット かっこよかった。
代表作は、ずばり「明日に向って撃て!」(1969年)だろう。
だが、ポール・ニューマンといえば、私は「明日に向って撃て!」以前の60年代作品が、強烈に焼きついている。
「ハスラー」(1961年) 。
ゴミ箱から昨日使った出がらしのコーヒーを拾う
私立探偵の「動く標的」(1966年) 。
権力に反抗し続ける脱獄囚の「暴力脱獄」(1967年) 。
いずれも、おちぶれたアウトローを演じて、最後はヒーローと化するところが、渋く
ポール・ニューマンの本領は、この3作品のヒーロー姿と思っている。