映画は時代を映す鏡 

<ブログ18年目です>

「チーム・バチスタの栄光」


現役医師・海堂尊のベストセラー小説の映画化。
竹内結子阿部寛が探偵コンビ。
*「犯行現場は、半径10cm。この7人の中に、いる。」

 という旨い宣伝文句。
これにつられて、観にいった。

 

ミステリーであるが、肝心の謎解きが弱い。
前半が退屈で、本命探偵役阿部寛の登場が遅いので、

だらける。
といってしまえば簡単だが、ボケの竹内結子と異色のキャラクター阿部寛ふたりのキャラが良く、それなりに最後まで楽しめた。

 

監督は、「アヒルと鴨のコインロッカー」の中村義洋
もう少しテンポ良く展開すればとも思う。いい素材だけに残念だった。

 

阿部寛は「トリック」の教授役もいいが、今回もいい味をだしており、
原作も続々ベストセラーとなっていて、シリーズ化になりそう。