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ベトナム戦争下にある1968年のNY。
実在の麻薬王(デンゼル・ワシントン 写真左)と
彼に立ち向かう捜査官(ラッセル・クロウ 写真右)
の戦いを描く。
この実力派スターふたりの演技が見もの。
特に悪役のデンゼル・ワシントンが、いい。
”ビジネスに必要なのはは誠実と家族”という生き方が、なんとも役にはまって魅力的だ。
そして映画は、麻薬王だけではなく、その裏にあるNY警察腐敗を告発していくあたり、ストーリー展開も十分楽しめる。
舞台であるハーレムやその時代の空気をしっかり描き出して、細部にも手抜きなく、緊張感が持続、157分があっという間に過ぎる。
さすが、「ブレードランナー」(1982年)、「グラディエーター」(2000年)のリドリー・スコット監督だけのことはある。
エンドロール最後の場面まで楽しめて、面白い。