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今月新発売されたDVDから、この１本。
村を襲撃した部族からの逃亡と戦いを描く。
監督がメル・ギブソンだけに、キリストの受難をリアルに描き騒然となった「パッション」と同じタッチ。
舞台となるマヤ文明後期の再現、当時の生活描写や人間などリアリティーにこだわり、無名の俳優で全編マヤ語。
映画が始まるとすぐに異文明に放り込まれた気分である。
見どころは、「人間狩り」からの必死の逃亡劇。
息つく暇もない迫力と緊張感。
アクション大作としても一級品。
野蛮で原始的な本能を刺激して、そこに文明論も見えてくる。
