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ミュージカル大好きな私には、
大いに楽しめた作品。
時は1962年、
場所は黒人が2/3を占める町ボルチモア。
大好きなテレビの音楽番組に出演することが夢というおデブな女子高生を演じる新人ニッキー・ブロンスキーが愛らしく、明るくみごとな笑顔で大熱演。
母親役がジョン・トラヴォルタ。女装して歌い踊りこれまた大熱演。
出世作「サタデー・ナイト・フィーバー」や「グリース」も真っ青の怪演。
テレビ番組のプロデューサーで悪役にはミシェル・ファイファー。
この時代もてもてブロンド美女がおもいっきり懲らしめられて、おかしい。
監督はダンサー・振付家でもあるアダム・シャンクマン。
「自分はゲイ(同性愛者)。常識のかせとの闘いを描くミュージカル映画を撮る条件を満たしていた」と語っている。
ミュージカルに必須の歌と踊りが絶えることなく流れ、60年代のダンスと音楽をたっぷり味わうことができる。
単純明快。差別問題とかあまり考えず、理屈ぬきに楽しむ典型的なミュージカル映画だ。