映画は時代を映す鏡 

<ブログ18年目です>

アカデミー賞の予想結果

「本命なき混戦」といわれた第79回アカデミー賞の授賞式の模様を

WOWOWで見た。

同時中継版のほうは、同時通訳が聴き取りにくく見るのを断念。

翌日に放送された日本語字幕版のほうを見た。



私の主要部門6部門予想(2月24日ブログ)結果は、4勝2敗。

混戦で予想混迷のなか、われながらまあまあの成績だった。



作品賞が「ディパーテッド」というのは正直驚き。

いくら「最もハリウッド映画らしい作品」(ロサンゼルス・タイムズ紙)とはいえ、しょせんは香港映画のリメイク。

いまや他人のふんどしで作るのが「ハリウッド的」ということか。



今年の授賞式、社会貢献や環境問題などもアピールしていたが、全体に盛り上がりもハプニングもなく低調な授賞式だった。

そのなかで唯一、ゴア元副大統領と司会者のやりとりが本職俳優以上で面白かった。



また、渡辺謙外国語映画賞50周年のプレゼンターとして登場し流暢に英語を喋っていた。

過去の外国語映画賞のアンソロジー

イタリア映画「靴みがき」ではじまり、日本「羅生門」、フランス「禁じられた遊び」、スペイン「海を飛ぶ空」、ドイツ「ブリキの太鼓」、ソ連戦争と平和」等の名画シーンが続々登場。

とてもなつかしく、最後はイタリア「自転車泥棒」のラストシーン場面で感きわまった。



映画はハリウッドだけではないぞ!