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"ファッション界に君臨する女王
VS.努力とやる気だけの新人
ベストセラー小説が待望の映画化”
生き馬の目を抜くといわれるファッション雑誌業界に飛び込んだ若い女性の奮闘と成長を描いたコメディー映画「プラダを着た悪魔」。
主役のアン・ハサウェイは、「プリティー・プリンセス」(01年)のヒロイン役でデビュー。”第2のジュリア・ロバーツ”とよばれている期待の若手女優。
メリル・ストリープが演じるプラダを着た悪魔のような上司の無理難題ぶりや、仕事の厳しさ、恋人との危機など働く女性の周辺もしっかり見せる。
この主役ふたりが、役にはまりきっている。
この”はまりぶり”が映画の見どころ。
さらに最先端モードやブランドファッションの着こなしなど、女性映画の楽しみもたっぷり。
女性映画なのではあるが、ファッションにうとい中年男性が観ても業界内部のすさまじさや、わがまま上司ぶりはそのまま現代企業にもあてはまり、男性にも充分楽しめる作品に仕上がっている。