【画像:38641.jpg】
”世界は、選択で創られ、
選択で滅ぶかもしれない。”
「スーパーマン」「バットマン」「スパイダーマン」
と並んでアメコミ人気作の映画化。
シリーズ第3作「X−MEN :ファイナル ディシジョン」
を観てきたが、予想外の面白さ。
この「XーMEN」というのは、人間でありながら、遺伝子で特殊能力をもったミュータントたちによって結成された正義のチーム。
原作コミックが1963年に誕生した背景に、人種差別があったという。特殊な人間は差別を受けるという社会。
「猿の惑星」(68年)が誕生した背景と、なにか通じるものがありそうだ。
SUPER「MAN」などと違い、チームだから、X−「MEN」。映画でもチームによる戦いぶりがものすごい迫力で見所となっている。
それぞれ個性的で、人間でありかつミュータントである登場人物の造形に違和感はなく、魅力がある。
「シリーズ最終章」というふれこみだが、エンドロールの最後の最後に突然「まだ続く」ことを想起させる驚きのシーンがあるので、未見の方はお楽しみに。
このシリーズ映画を私は初めて観たが、前作の第1・2作も観たくなった。