映画は時代を映す鏡 

<ブログ18年目です>

X−MEN : ファイナル ディシジョン

【画像:38641.jpg】

 ”世界は、選択で創られ、

     選択で滅ぶかもしれない。”

 

「スーパーマン」「バットマン」「スパイダーマン

と並んでアメコミ人気作の映画化。

シリーズ第3作「X−MEN :ファイナル ディシジョン」

を観てきたが、予想外の面白さ。



この「XーMEN」というのは、人間でありながら、遺伝子で特殊能力をもったミュータントたちによって結成された正義のチーム。



原作コミックが1963年に誕生した背景に、人種差別があったという。特殊な人間は差別を受けるという社会。

猿の惑星」(68年)が誕生した背景と、なにか通じるものがありそうだ。



SUPER「MAN」などと違い、チームだから、X−「MEN」。映画でもチームによる戦いぶりがものすごい迫力で見所となっている。

それぞれ個性的で、人間でありかつミュータントである登場人物の造形に違和感はなく、魅力がある。



「シリーズ最終章」というふれこみだが、エンドロールの最後の最後に突然「まだ続く」ことを想起させる驚きのシーンがあるので、未見の方はお楽しみに。



このシリーズ映画を私は初めて観たが、前作の第1・2作も観たくなった。