夏休み映画はPOC (パイレーツ・オブ・カリビアン) だけではないぞと、「M:i:?」を観る。
トム・クルーズがプロデュース&主演のスパイシリーズ「ミッション:インポッシブル」第3作で、胸のすく面白さ。
シリーズごとに前作より面白さが増すという稀有なシリーズである。
このシリーズの特徴であるチーム活動の面白さより、トム・クルーズ演じるイーサンが活躍、自ら体をはってのすさまじいばかりのアクションが息をつくひまなく繰り広げられる。
トム・クルーズは「トップガン」(86年)でブレイクし、「レインマン」(88年)と「7月4日に生まれて」(89年)で演技に目覚め、「ミッション:インポッシブル」(96年)でプロデューサー業も、最近では「ラストサムライ」(03年)などいろいろな役にも挑戦し続けている。
主演作の興行収入と自らの名声を重視し、ゴシップにも事欠かない、まさにハリウッド大スターなのだ。
今回の監督は、J・J・エイブラムスという新人の起用だが、新人とは思えぬ技量を発揮している。
こうした新人の発掘もトム・クルーズならではの挑戦なのだろう。
感心してしまう。
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