奇術師・仲間由紀恵のボケぶりと物理学者・阿部寛とのかけあいが売りの人気テレビドラマの映画版。
監督は「明日の記憶」で好調の堤幸彦。
今回の悪役は、片平なぎさ。村をも消し去る奇跡の心霊師を演じる。
いつものパターンながら、話はテンポよく進み、仲間由紀恵もどんどんトリックを暴いていく。
会話の妙に、活劇あり、脱出あり、2時間があっという間に過ぎる。
今回は、ふたりの関係(?)が中心の筋立てなので、野際陽子も生瀬勝久も、主演ふたりとは同じ画面に登場せず、からみを楽しめなかったのはちょっと残念。
【画像:38611.jpg】
映画PRとして、インターネット地図情報サイト
「マップファン・ウエブ」(←クリック)
のなかに、この映画に登場する架空の島や村の地図が載っている。
映画の雰囲気を味わうことができる面白い企画だ。