2010-04-21 山田芳裕著 「へうげもの 10服」 山田芳裕のコミック「へうげもの10服」を読み終えたときに、嬉しいビッグ・ニュースが!このコミックが、「第14回手塚治虫文化賞マンガ大賞」を受賞した。選考委員会では議論が白熱するなか、「利休の死以降、クライマックスへ向かいつつある今が評価の好機」という声もあって大賞に決まったそうだ。まさに10服(巻)から主人公古田織部の「へうげもの」ぶりは真骨頂。利休以降の茶の湯の世界はどうなっていくのか興味深々だ。史実と違ったとしても大歓迎。受賞をかてに、今後も新鮮かつ大胆な織部ワールドをたっぷり味わせてもらいたい。