映画は時代を映す鏡 

<ブログ18年目です>

「コララインとボタンの魔女 3D<日本語吹替版>」


粘土(クレイ)人形や被写体を動かし1コマずつ撮影することで、”クレイアニメ”とか”ストップモーションアニメ”といわれる世界。
なによりもキャラクター造形と、手作り独特の動きの味わいが命。

 

この「コララインとボタンの魔女」は、「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」のヘンリー・セリック監督の新作。
撮影期間に4年を要したという。


家の壁の向こうにあるラビリンスの世界や、キャラクター
造形が美しく、息をのむ。
しかも3D映像化とすることで、奥行きがさらに広がり迫力も加わる。

この映画は3Dで映画館で観ないといけない。

ただし、観ていて引きずりこまれるストーリー展開ではないことに不満はのこるが。

 

私が選ぶストップモーションアニメ映画のベスト3は、
 「ウォレスとグルミット 」シリーズ(ニック・パーク監督)
 「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス
 「死者の書」(2005年。川本喜八郎監督)
最後の「死者の書」は奈良時代が舞台。折口信夫の原作を独創性豊かに描いた意欲作だ。