映画は時代を映す鏡 

<ブログ18年目です>

イヌゴエ<関西弁を話す不思議な犬>

私の娘の飼い犬はフレンチブルであり、その愛嬌あるフレンチブルが関西弁で話すという映画が話題ということで、今週は、ミニシアター「渋谷シネ・ラ・セット」に、その題名もずばりの映画「イヌゴエ」を観に行った。



この映画館は、お酒を飲みながら映画を楽しめる個性的な「カフェシアター」。テーブルでも、ソファーでも、椅子席でも好きな場所で鑑賞できる。

若手監督作品発掘の楽しみもある。

たまにこういう雰囲気の映画館で観るのも楽しい。

平日の最終回。観客は12人だった。



さて映画は、「臭気判定士」という主人公山本浩司がなかなかとぼけた味わいで見せるコメディー。横井健司監督作品は私は始めて観たが、独自のタッチと自分のスタイルを持った監督。ほのぼのとした語り口と現代の孤独感を切り取るカメラアングルに才気を感じた。

コミュニケーションというテーマをさらりと描いた拾い物。



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