27年間で48作。
世界最長の映画シリーズとしてギネス認定。
国民的映画となった「男はつらいよ」シリーズ。
その誕生50周年プロジェクトによって2年をかけて完成した「4Kデジタル修復版」が、BSテレビ東京で毎週土曜日に放映中である。
この機会にと、第1作目から見続けていて、先週は25作目が放映された。あっという間に後半戦に。
とらやでの日常と放浪の旅の繰り返しの設定なのだが、何度観ても全く飽きない。
笑えて泣ける、そして心を揺り動かされてしまう。
マドンナといえば、
やはり、リリー(浅丘ルリ子)と歌子(吉永小百合)。
松竹映画なのに、二人とも日活映画の女優。
1971年に日活はロマンポルノ路線がスタートしたため、日活映画のスターたちはフリーになって、松竹映画に出演できるようになった。
ロマンポルノ路線を外れた日活の二大女優が「男はつらいよ」シリーズを大きく支えることとなったのである。
写真は第28作公開当時(1981年)のパンフレット。付録がカレンダーだったので購入。